2005/12/03

ちょっと微妙…

東京で大停電が起きたら? しかもクリスマス・イヴに. そんな設定での人々のちょっといい話が綴られる「大停電の夜に」を見てきました.始めはパニック映画的な雰囲気があるのかな? と思いましたがそのような気配はまったくありませんでした.復旧の目処がたたない大停電がおきても, ガス/水道や警察/消防/病院が機能していれば, パニックなどはおきず,逆にのんびりした時間の中で人々は素直になれる. そんな感じのストーリーでした.

そういう設定はすごくいいと思うのですが, 見終わった後の感想としては, イマイチかな?って感じでした. ネタバレ…がちょっとあるかもなので, 続きは追記で.

群像ストーリーなので, 様々なエピソードが複雑にからんで最後に1つに…という感じかと思ったのですがちょっと違った印象でした.

最初の方は小さなエピソードの「断片」がでてくるので, これがどうつながるのかな? と思って見ていましたが,どちらかといえばそれぞれの人物がそれぞれのエピソードにちょこちょこ顔をだすという印象.それぞれのエピソードがこじんまりとまとまった感じで, ラストもいまいち盛り上がりに欠けたような感じでした.最後まで, ほとんど他の人物とからまず, 位置づけもよく分からないエピソードと登場人物もいましたしね….

設定とかはいいと思うので, 脚本がもうちょっとなんとかなれば良かったのかなぁ…という印象でした.リアリティもいまいちないですしねぇ…お台場から赤坂までどうやって移動したんだ?とか.

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